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データ化する方法とは?

フィルム写真を
データ化する方法とは?

このページでは、フィルムで撮影した写真やネガフィルム、未現像フィルムをデータ化して、デジタルデータとして保存しておく方法について複数のパターンを解説しています。デジタル化したいフィルム写真がある方はぜひ参考としてご活用ください。

フィルム写真のデータ化をする3つ方法

フィルム写真をデータ化してデジタル保存するには、大きく3つの方法が考えられます。まずはそれぞれの特徴や大まかな手順を把握した上で、自分にとってどの方法がベストやベターか考えていきましょう。

専門店の店頭に持ち込んで依頼する

フィルム写真をデジタルデータとして保存する方法として、簡単に利用できるものが専門店の店頭へフィルム写真を持ち込んで依頼する方法です。

依頼の手順としては、フィルム写真を店頭へ持ち込みます。専門店にデジタル処理してもらった上で、改めてオリジナルのフィルム写真とデジタルデータが保存されたメディアを受け取るという流れです。費用を支払うタイミングや仕上がりまでにかかる時間は店によって異なるので、店頭で依頼する際に確認しましょう。

パソコンやカメラ、スキャナーといった機器について詳しくない人でも簡単に、高品質なデジタルデータ化が可能です。二次元コードからスマートフォンに直接データを転送するサービスを行っている専門店もあります。

インターネット上で業者へ依頼してオンラインで手続きする

フィルム写真のデジタルデータ化サービスを提供している専門業者の中には、インターネット上で依頼を受け付けている業者もあります。

オンラインで申し込む場合、まず業者の公式サイトから入力フォームで申し込みを行います。受付が完了したら指定の住所へ、フィルム写真を送付。業者に届いたらデジタルデータ化を行って、CDやDVDのメディアに入れたものを受け取る流れです。支払い方法は銀行振り込みだけではなく、オンライン決済やコンビニ払いなど幅広い支払い方法への対応が多い傾向があります。

郵送が必要なので、店頭での依頼よりも時間がかかってしまいます。また、オンラインでの手続きが煩雑に感じる場合も。業者によって品質や価格に差があるので、よく調べてから依頼すると良いでしょう。

自分でスキャナーを利用してフィルム写真をデジタルデータ化する

自宅にスキャナーがある場合、フィルム写真をスキャニングしてデータをパソコンやクラウドに保存したり、CDやDVDといったメディアにコピーしてデジタルデータを保管できます。コンビニにあるコピー機とスキャナーが一体化された複合機を使って、同様にフィルム写真をデジタルデータ化も可能です。コンビニにある複合機を利用した場合、アプリなどを使ってフィルム写真のデジタル画像データをそのままスマホへの転送ができる場合もあります。

ただしスキャナーの性能や設定によって、スキャンした画像の色が元のフィルム写真のものと変わる可能性があります。業者へ依頼するよりも、品質には期待できません。また写真がなくフィルムだけの場合は専用の機械でしかデジタルデータ化できないため、業者に頼んだ方が良いでしょう。

フィルム写真のデータ化はどこに依頼すべき?

フィルム写真をデータ化する方法が複数あるとして、どの方法や依頼先を選択すれば良いのでしょうか。データ化の方法を比較検討する上でポイントになる考え方をまとめました。

低コストを目指すなら自分でデータ化

コストを抑えて気軽にフィルム写真のデータ化をしたいのであれば、自分でスキャナーや複合機を使ってフィルム写真を読み込み、デジタルデータとして保存する方法が良いでしょう。自宅にすでにスキャナーがある場合はすぐに実行できますし、コンビニのサービスを利用しても枚数が少なければ費用は安く抑えられます。

ただしフィルムや写真の枚数が多い場合費用は抑えられる反面、作業にかなりの時間がかかることも。自分でデータ化する作業にかかる見込み時間と、業者に依頼した場合の金額を比較して、納得のいく方法を選びましょう。

なお未現像フィルムをデジタルデータ化するには、専用の機械や専用ソフトウェアが必要になります。よほどの量をデジタルデータ化する予定でなければ、業者に依頼するのが良いでしょう。

品質や技術を重視するなら業者へ依頼

業者には専門の機械があるため、自分で対応するよりも高品質なデジタルデータ化が期待できます。また専門業者によっては、スキャニングした画像にデジタル処理を施して品質を向上させてからデータ化してくれるプランも。

手間をかけずに品質を求めるなら、店頭またはオンラインで受付している専門業者への依頼がおすすめです。業者によって価格や品質に差があるので、予算や目的にあった業者を選ぶと良いでしょう。

店頭依頼でフィルムを渡した場合の扱いはどうなる?

未現像フィルムやネガの状態で保存されているフィルムを渡して、フィルム写真のデータ化を依頼した場合、現像後のフィルムや元のネガはどうなるのでしょうか。

ほとんどの場合はデジタルデータの納品と同時に、フィルムやネガも返却してくれます。不要であれば業者での廃棄も可能ですが、フィルムが残っていれば再現像やデジタルデータ化を依頼できるため、万が一に備えてフィルムを受け取って保管しておく方が良いでしょう。

データはCDとDVDのどちらに保存すべきか?

フィルム写真の枚数が少ない場合、CDに保存してもらうと良いでしょう。しかし枚数が多い場合は保存するデータのサイズも大きくなるため、DVDへの保存が適しています。またデジタル処理によって画質や解像度を高められた写真の場合、1枚ごとのデータサイズが大きくなるため、DVDへの保存をした方が良いかもしれません。

なお複数のCDにあるデータを集めて、DVDやBlu-rayといったより容量の大きなメディアへまとめてコピーも可能です。

まとめ

すでに現像されているフィルム写真やネガ、あるいは未現像フィルムなどをデジタルデータとして高品質な状態で保存したい場合、専門業者への依頼をおすすめします。

ただし自分でデータ化を試してみたり、コストを抑えながら写真をデジタル化したい場合は、自宅やコンビニのスキャナーや複合機を使って挑戦してみても良いでしょう。ただし未現像フィルムについては取り扱いが難しいため、すでに十分な経験や現像に必要な機材をそろえている人でなければ業者へ依頼するようにしてください。

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