ダビングサービスを利用して昔の動画をDVDにダビングしたいと考えている方は多くいるでしょう。一つ疑問に思うことは、ダビングした画像は、画質がよくなるのでしょうか?今回は、ダビングした後の画質について詳しく解説していきます。
結論から申し上げますと、デジタルダビングを行ったからといって、元の画質より画質がよくなることはありません。しかし、見方を変えれば、「画質が良くなった」と感じる部分があります。
それは、「アナログテレビで見るよりはキレイな画質で見られる可能性がある」という点です。昔のアナログテレビは、ノイズやブラウン管のへたりによっては、チラチラとした画質でビデオを見ていた可能性があります。
その画質は、アナログテレビ自体の画質のため、デジタルのテレビで見ることによって、「映りが良くなった」と感じることができる可能性があるのです。
ダビングサービスを利用すると、自分でダビングを行うより画質が良くなる可能性があります。それはなぜでしょうか?答えは3つあります。
ビデオデッキを映す機器によって、再生画質は変わることをご存知でしょうか?ダビングサービスを利用すると、プロの機材を使ってダビングを行います。一般家庭にあるビデオデッキでは、映らなかった細かい部分でも、プロの機材を通すことにより、美しい画質で再現することが可能となる場合があるのです。
ダビングサービスを行う会社では、なるべく画質を落とさないようにダビングする技術を持ち合わせています。その一つがエンコードソフトを使用してダビング作業を行うことです。通常の家庭用機器でのダビングですと、細かな部分まで設定は不可能です。
しかし、VBR可変ビットレート方式を使用してダビングを行うと、細かい再現が必要な部分には高いビットレートを配分します。結果、全体的には容量を重くしないように配慮しながら、高画質な画像を提供することができるのです。
アナログ録画からデジタルダビングに変更の場合、S端子で出力を行います。一方、デジタル録画からのダビングの場合は、アナログ入力に比べて画質の低下はかなり軽減されています。原本の録画状況に合わせた出力端子の変更を行うことで、適切な処理方法によるダビングを行えるのです。
今回はダビングサービスの画質の良さについて詳しく解説しました。アナログからデジタルにダビングしたからといって、元の画質よりよい画質でダビングされるとは限りません。しかし、テレビ自体がデジタルに変わっていることによって、アナログテレビのようなノイズが入らず画質がキレイになったと感じる方も多くいらっしゃるでしょう。
また、自分でダビング作業を行うよりも、ダビングサービスを利用することにより、画質の低下を抑えることが可能となるので、より良い状態でのダビングが臨めます。将来的に何度も見返したり、長期にわたって保存したいと考えるならば、ダビング業者のサービスを利用することがおすすめです。ぜひご検討ください。
対応メディア | DVD・CD | BD | データ |
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VHS | 598円/本 | 1,257円/本 | 598円~/本 |
miniDV | 598円/本 | 1,257円/本 | 598円~/本 |
対応メディア | DVD | BD | データ |
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VHS | 1,650円/本(60分) | ー | ー |
miniDV | 1,650円/本(60分) | ー | ー |
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