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ビデオテープの録画時間を計る方法

このページでは、ビデオテープに記録されている映像の録画時間を確認する方法をご紹介します。ダビングサービスを利用する前に、手元のビデオテープにはどれぐらいの長さの映像が録画されているのかチェックしておきましょう。

ビデオデッキのカウンターで録画時間を確認する

ビデオデッキには再生時間をチェックできるカウンター表示機能が備わっています。カウンター表示機能を利用すると、ビデオを最初から最後まで等倍再生しなくても録画時間を確認できます。

ただしビデオテープはアナログ媒体のため、ビデオデッキへ挿入しただけでDVDのように録画時間が表示される訳ではありません。ビデオテープの録画時間を調べるには、手順を踏んで確認する必要があります。

ビデオテープの録画時間を確認する手順

テープを完全に巻き戻す

ビデオデッキへテープを挿入したあと、テープを最初まで巻き戻します。巻き戻さなかった場合は途中からのカウントになるため、正確な録画時間を確認できません。そのため映像をスタート地点に整えておく必要があります。

ビデオデッキのカウンター表示をリセットする

ビデオデッキには、カウンター表示の数字を「0」に戻すリセットボタンが備わっている機種と備わっていない機種があります。リセットボタンが備わっている機種の場合は、リセットボタンを押すだけでカウンターの表示が初期化されます。

リセットボタンが見当たらない場合、巻き戻したビデオテープを一度取り出してください。ビデオテープを再び挿入すると、カウンターの表示がリセットされます。

カウンターの数字が止まるまで早送りする

ビデオデッキのカウンターは、映像が記録されていると時間(カウント)が進む機能です。つまりカウンターの表示が進んでいる間は、ビデオテープに映像が記録されていると判断できます。ビデオテープを早送りしてカウンターが進んでいることを確認したら、カウントが止まるまで早送りを続けましょう。

停止したカウンターの表示を確認する

ビデオテープの早送りが終わった時か、ビデオデッキは動作しているがカウンターの数字が止まった時の数字を確認してください。表示されているカウントが、ビデオテープに映像記録がある時間を示しています。

ビデオテープの画質設定と録画時間の関係性

DVDには「4.7GB」という容量の制限があるため、必然的にDVDへ記録できる映像のデータサイズは、DVD容量制限内に収めなければなりません。

一方ビデオテープは、長時間の映像記録が残っている可能性があります。例えば120分の記載があるビデオテープの場合、標準モードでの録画であれば記録は最大2時間です。しかし「3倍速」のモードで録画されている場合、6時間の映像記録が可能になります。

そのためDVDへ映像をダビングする場合、あらかじめチェックした録画時間に合わせてDVDへ記録する映像の画質を設定しなければなりません。画質と録画時間は反比例するため、低画質の設定にすれば録画時間を延ばせます。逆に高画質でDVDに残したい場合には録画時間を延ばせません。

高画質でDVDに残したい場合や低画質設定に変更してもDVD1枚の容量を超過する場合は、DVDを複数枚に分割する工夫が必要になります。

画質設定と録画可能時間の一例

規格や機材によって異なりますが、120分のビデオテープの画質設定と録画時間の一例を紹介します。

定額制のダビングサービスの業者に依頼する

自宅にビデオデッキがない、ダビングしたいビデオテープの本数が少ない、自分でダビングするのはハードルが高いと感じた場合は、ダビングサービス業者に依頼するのがおすすめです。

自分でダビングするには機材を揃えて録画時間を確認し、さらにパソコンや専用の機器を準備して画質設定を考慮する必要があります。

しかし時間制限がなく、ビデオテープ1本あたりの料金が決まっている定額制のダビングサービス業者に依頼すれば、事前に時間を確認しなくても大丈夫です。カビ取りやテープ切れにも対応できる業者が多いため、自分でダビングするよりもトラブルの心配が少ないでしょう。

まとめ

ビデオテープに記録されている映像は、たとえ120分テープであっても長時間の記録が残っている可能性があります。ビデオテープの録画時間を確認するには、カウンター表示機能を備えたビデオデッキがあれば難しくありません。

ただしご家庭にビデオデッキがない場合も多いでしょう。その場合はビデオデッキを購入またはレンタルするか、ダビングサービスの業者へ依頼するのがおすすめです。

ダビングサービスの業者に依頼する場合、ビデオテープの時間で料金が変わる場合があります。録画時間が不明な場合は、時間での料金変動がない定額制のダビングサービス業者へ依頼すると良いでしょう。

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