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かつては、最高画質VTRとして、テレビコマーシャルやコンピューターグラフィックスの出力用に使われていたD1カセット。日本民間放送連盟がNTS素材交換用で使用していた、ソニーとアンペックスが1988年に開発したD2。パナソニックが開発した放送用テープのD3・D5。今では収録されている映像を再生できるデッキも少なくなっています。
ここではD1・D2・D3・D5カセットの映像をDVD・BDダビングする方法や、D1・D2・D3・D5のダビングサービスを提供している業者を紹介しています。


■選出基準
Googleで「ダビングサービス」と検索(2024年7月5日時点)し、上位50社のうち「ダビングに業務用・プロ仕様機材使用」会社の中から、
ダビングコピー革命……VHS1本の料金が1,000円未満且つ録画時間による追加料金が発生せず、最も対応メディア数が多いネット型業者
カメラのキタムラ……「サービスを提供している店舗数が最多」の店舗型業者
として選出しています。
D1・D2・D3・D5は、共に放送用共通のデジタルVTR規格の一つです。D1とは信号をアナログで、記録方式はデジタルのデジタルコンポジット方式で、非圧縮デジタルで収録されマスターテープで使われています。
D2は、信号・記録方式ともデジタルで行われデジタルコンポジット方式です。D1と比べると画質は劣っています。
D1、D2とも19㎜テープを使用したカセットタイプ。信号自体はD3と互換性はありますが、メディア互換はありません。
D3・D5は、D2と同じ非圧縮デジタルコンポジット方式で1/2(12.65mm)幅のテープを使用しています。
放送用デジタルVTRは、その時代の要求される画質や編集スタイルに応じて進化してきました。手元のテープがどの規格なのかを知ることは、適切なダビング依頼を行うための第一歩です。
D1・D2・D3・D5で収録している映像をDVD・BDへダビングするには、業務用の機材が必要になります。自分でダビングするには、想像している以上に費用も掛かります。さらにある程度の専門知識も必要です。これらのことからD1・D2・D3・D5で収録している映像をダビングするのであれば、専門のダビングサービスを提供している業者へ依頼したほうが安く、手間もかかりません。
最近ではネットで依頼し、宅配でD1・D2・D3・D5のテープを送るだけでダビングを行っている業者も増えています。D1・D2・D3・D5カセットの映像をダビングするなら一度、専門のダビング業者へ相談することをおすすめします。
家庭用ビデオとは異なり、D1〜D5の再生機を個人で所有・運用することは現実的ではありません。最大の理由は、機材の規模と維持コストです。
これら放送用VTRは、1台の重量が数十kg〜100kg近くに及ぶ巨大な精密機械です。当時数百万円〜一千万円以上した機材であり、現在はメーカーの部品供給や公式な保守サポートも完全に終了しています。中古市場に流れている機材の多くは「未整備」であり、素人が不用意に貴重なマスターテープを挿入すると、劣化した走行系にテープが巻き込まれ、物理的に粉砕されて二度と修復できなくなるリスクが極めて高いのが実情です。
プロの業者は、定期的にメンテナンスされた機材と、波形モニターなどの測定器を用いて映像信号を正しく管理しています。大切なアーカイブを守るためには、専門業者への依頼が必須と言えます。
ダビングコピー革命は、分数やテープ切れ修理、補正による追加料金がかかりません。さらにやり直し保証もついているので、万が一の時でも安心できる業者です。また対応フォーマットも豊富に取り扱いしています。
アイビーアイは、映像制作会社です。その技術を活かし、幅広い媒体のダビングサービスを提供しています。店舗に持ち込めば、即日受け取りも可能です。また、大量にダビングする場合の割引も用意されています。
D1やD5といった非圧縮規格の持ち味を活かすなら、DVD化(MPEG-2)だけでは不十分です。Adobe Premiere Proなどで再編集を行う場合は、Apple ProRes 422やAvid DNxHRといった「高ビットレートの中間コーデック」を指定してデータ納品を依頼することをおすすめします。これにより、テロップ入れや色補正を行っても画質の劣化を最小限に抑えることができます。一般的な視聴用であれば、汎用性の高いH.264(MP4)形式での納品が最適です。

| 対応メディア | DVD・CD | BD | データ |
|---|---|---|---|
| VHS | 990円/本 | 1,648円/本 | 990円~/本 |
| miniDV | 990円/本 | 1,648円/本 | 990円~/本 |

| 対応メディア | DVD | BD | データ |
|---|---|---|---|
| VHS | 1,650円/本(60分) | ー | ー |
| miniDV | 1,650円/本(60分) | ー | ー |
■選出基準
Googleで「ダビングサービス」と検索(2025年12月時点)し、上位50社のうち「ダビングに業務用・プロ仕様機材使用」会社の中から、
ダビングコピー革命……VHS1本の料金が1,000円未満且つ録画時間による追加料金が発生せず、最も対応メディア数が多いネット型業者
カメラのキタムラ……「サービスを提供している店舗数が最多」の店舗型業者
として選出しています。