大切な思い出を残す ダビングサービス業者ガイド
大切な思い出を残す ダビングサービス業者ガイド » ダビング・ダビングサービスの基礎知識 » こんなダビングサービス業者に気をつけろ!失敗談

こんなダビングサービス業者に気をつけろ!失敗談

ダビングサービスを利用すると手軽に思い出の映像がダビングできます。古いホームビデオが家に沢山ある方は、DVDやブルーレイにダビングしたいと一度は考えたことがあるのではないでしょうか?様々なメリットがあるダビングサービスですが、中にはサービスを利用して失敗してしまったという方も少なくありません。

今回は、ダビングサービスの失敗談と依頼前に気をつけたいポイントをまとめました。

ダビングサービス業者でよくある失敗

ダビングしたのに再生できない

まず、よくある失敗として「ダビングしたのに再生できない」ということです。どういうことかというと、DVDなどは、再生機器によってはエラーを起こして再生不可になる場合があるため。別のDVDなら問題なく再生できるのに、自宅にある再生機では、読み取りが不可になってしまうケースがあります。

せっかく業者にダビングを依頼しているのに、再生不可のDVDがあるとがっかりしてしまいますよね。万が一、再生不可のDVDが届いてしまった場合は、すぐに業者に連絡をして対応を待ちましょう。

見積もり段階よりも高くなる場合がある

次のよくある失敗として「見積もり段階よりも高くなる場合がある」ということです。理由は、古いビデオテープは目に見えない部分でカビが生えている可能性があるからです。見積もり段階では、修復代金として追加料金がなかったケースでも、いざダビング作業が始まったら、カビが多く発生していて、高くなってしまったというケースが考えられます。

解決策としては、まずは1本だけダビングをお願いし、自分のビデオの保存状態を確認したうえで、次のビデオダビングを検討することでしょう。

いきなり大量にダビングをお願いした場合、受け取り時に高額に請求されてしまう危険を未然に防ぐことができます。

ビデオに何も映ってないのに料金を請求された

3つ目のケースとして、ビデオに元から何も映っていないテープでも、悪徳業者の場合はダビング料金を請求するケースがあるということです。対策としては、自宅にビデオデッキがある場合は、テープの中身が入っているか確認することでしょう。また、もし空のテープだった場合、料金体制はどうなるのか事前に確認作業を行うことも大切です。

【失敗あるある】依頼前に気をつけたいポイント!

ダビングサービスを利用したのに、思った対応じゃなかったと後悔している方も中にはいます。そうならないためにも、ダビングサービスを依頼する前に気をつけたいポイントをまとめました。詳しく見ていきましょう。

どのビデオテープがDVDにダビングされているかわからない

仕上がり後のDVDは、ダビング業者にもよりますが、表紙のタイトルなどが書かれていない状態での受け渡しがされる可能性があります。複数ダビングを注文した場合、どのビデオテープがDVDになっているのか混ざって分からなくなる可能性があるのです。

見分けるポイントとしては、ビデオテープとDVDに同じ数字が書いてあります。同じナンバーと照合してから、ビデオテープを処分するようにしましょう。

梱包材は自分で用意する必要がある

ネットでのダビングサービスを利用する場合、ビデオテープを送って依頼するので、段ボールなどを準備しなければなりません。したがって、利用する場合は梱包材を自分で用意しましょう。

普段、宅配をよく利用する場合なら段ボールの手配に困りませんが、案外手元に欲しい場合に限って、処分した後だったというケースもあります。

ビデオの本数によっては、大きめの段ボールが必要になってくるので、予め目星をつけて保管しておくといざという時に慌てずに済みます。

ダビング可能なビデオテープは著作権がないものだけ

ダビングを利用する際に注意しておきたいことは、「著作権」です。家庭の思い出であるホームビデオや発表会など著作権がないものだけをダビングしましょう。

けしてアニメビデオやアイドルのコンサート、テレビで放映された映画などはダビングしてはいけません。

仮に、著作権があるかどうか不明の場合は、お店に問い合わせて確認してもらうのも良いでしょう。

カビが生えていないか・テープが切れていないか

ビデオテープは劣化するとカビが生えたり、テープが切れたりします。必ずそうなるとは言い切れませんが、かなり高い確率で起こります。ダビングサービスに持ち込まれる4割のテープにはカビが生えているといわれているほど。

ダビングサービスはカビ取りに対応しているところが多いため、見落として送ってしまっても問題ないケースが多いのですが、中にはカビ取りを受け付けていないところもあります。事前にカビ取りを依頼しなければならない場合もあるので注意しましょう。

また、テープの切断があった場合は、有料補修をするかの確認が届きます。あらかじめ加算料金についてチェックしておくことをおすすめめします。

3倍録画のテープが混ざっていないか

録画時間が2時間以上を超えると、DVDが複数になるため追加料金が生じます。そのため、3倍録画のテープが混ざっていないか確かめておいた方が良いです。とはいえ、この確認作業は追加料金を予測したい方に役立つ作業であり、録画時間が超越していることを承知の上で送る方には必要ありません。

納期を確認しておく

念のため、納期を確認しておくのが大切です。ダビングサービスは10日~2週間で納品するのが一般的ですが、ときには90日以上かかることもあります。営業日換算なので、予定とズレてしまうこともあるでしょう。「いつ納品してくれても構わない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、会社が倒産するリスクもあるため放置するのは好ましくありません。ある程度納期について知っておいた方が安心です。

まとめ

今回は、ダビングサービスの失敗あるあると依頼する前に注意したいポイントをお伝えしました。ダビング業者選びは安いからといって、すぐに決定してはいけません。安いだけで選んでしまうと、納品後再生されないDVDが届いたり、カビが生えていたからといって他の業者よりも高額な値段で追加料金をとられてしまったりする可能性があります。

自分の目的に合わせて、しっかりと対応してくれる業者を選びましょう。

ダビングサービス業社の一覧を見てみる

【ネット型 or 店舗型】
おすすめダビングサービス業者2選
     
ここでは、当サイトで紹介している70社の中から、ダビングに業務用・プロ仕様機材使用しているネット型・店舗型それぞれおすすめのダビングサービス業者を紹介します。
ネット型業者は「対応メディア数」「納品形態」に焦点をあてて選出。店舗業者は、「店舗数」「保証・サービス」に焦点をあてて選出しています。
ネットで依頼するなら
ダビングコピー革命
ダビングコピー革命_公式サイトキャプチャ
引用元:ダビングコピー革命
https://dubbing-copy.com/
POINT
ダビング料金が定額性で、VHSなら1本548円(税込)からダビングできる。
ダビング後の納品形態をDVD・BD(ブルーレイ)・データから選べる。
ダビングに対応しているメディアは33種類以上で、家庭用から業務用まで対応。
対応メディア DVD・CD BD データ
VHS 548円/本 1,206円/本 548円~/本
miniDV 548円/本 1,206円/本 548円~/本
店舗で依頼するなら
カメラのキタムラ
カメラのキタムラ_公式サイトキャプチャ
引用元:カメラのキタムラ
https://www.kitamura-print.com/data_conversion/
POINT
全国600店舗以上の店頭で、スタッフに相談しながら依頼ができる。
事前申し込みの保証サービスで、ダビング時に不良が見つかっても追加費用が発生しない
依頼本数が多くなるとダビング料金が、最大で35%割引になる。
対応メディア DVD BD データ
VHS 1,650円/本(60分)
miniDV 1,650円/本(60分)

■選出基準
Googleで「ダビングサービス」と検索(2022年6月22日時点)し、上位70社のうち「ダビングに業務用・プロ仕様機材使用」会社の中から、
  ダビングコピー革命……VHS1本の料金が1,000円未満且つ録画時間による追加料金が発生せず、最も対応メディア数が多いネット型業者
カメラのキタムラ……「サービスを提供している店舗数が最多」の店舗型業者
として選出しています。