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ビデオテープの寿命について

ビデオテープには寿命があり、データが消える前にバックアップを取るのが長期保管のコツです。以下ではビデオテープの寿命について、長期間保管するポイントや復活方法なども交えて紹介します。

ビデオテープの寿命はどれくらい?

一般的に、ビデオテープの寿命は20年ほどとされています。とはいえ、この寿命は保管場所の環境や方法によって左右されます。保管状態が良ければ20年以上保管できるかもしれませんが、逆に保管状態が悪いと20年もたないこともあるのです。なお、ビデオテープの他にも、CDやDVD、SDカードやUSBメモリなど、メディア媒体はいろいろありますが、それぞれ寿命が異なります。CD・DVDが10~30年、SDカード・USBメモリが5~10年が目安です。上記の寿命の目安からして、ビデオテープの寿命が短いわけではないことが分かるでしょう。ただし、ビデオテープは永久的には使用できないため、適切なタイミングでデータのバックアップを取る必要があるのです。

参照元:Back To Showa
(https://backtoshowa.com/life-of-videotape/#:~:text=ビデオテープの寿命は、約20年と言,を大きく受けるのです。)

ビデオテープが劣化する理由

経年劣化

ビデオテープが劣化する理由の一つに経年劣化があります。ビデオテープは永久に使い続けられるものではなく、寿命があります。保管状態が悪いと劣化のスピードも速まります。湿度の高い場所直射日光が当たる場所に弱いです。

また、再生していない期間が長いと使えなくなります。少しでも長く保管するためには、温度変化が小さく、風通しの良い場所を選ばなくてはなりません。また、一定の期間が経ったら再生するなど、メンテナンスをするのもポイント。放置しないことが大切です。

たるみ・変形などの物理的な劣化

長期間放置されたビデオテープは、テープがたるんだり、カセットが変形したりなど物理的に破損していることがあります。これらは劣化の症状であり、特に再生途中の状態のまま放置されたテープに多く見られます。中途半端な状態のテープはたるみやすく、場合によっては再生途中にデッキに絡まってしまうケースもあるでしょう。また、一部分だけ空気に触れやすくなっているので、その箇所だけ映像の損傷が激しくなるリスクもあります。劣化が進めばテープが切れてしまう可能性もあるため注意が必要です。

さらに、気温の変化が激しい場所ではカセットが湾曲しやすいです。高温多湿な環境で保管していると、カセットが変形してデッキに入らなくなってしまうこともあるほど。ビデオテープが破損するだけでもショックですが、破損していることを知らずにデッキに入れると、ビデオデッキの内部が傷つくかもしれません。他のメディア機器を再生できなくなったり、テープの状態が悪化したりする危険もあるので、変形したカセットは再生しない方が良いでしょう。

カビ

ビデオテープは湿気の多い環境で保管しているとカビが発生します。ビデオテープの内部はカビにとって繁殖しやすい場所であり、放置しておくとテープの内部まで浸食するでしょう。そうなると分解しなければカビを取り除けないため、厄介です。

加えて、カビが生えた状態でビデオテープを再生すると、カビがビデオデッキの中に絡んでデッキの故障に繋がります。ビデオテープとビデオデッキの両方を綺麗な状態で保つためにも、カビの発生には気を付けましょう。

寿命になったビデオテープを復活させる方法はある?

寿命を迎えたビデオカードを復活させる方法がいくつかあります。復活方法はテープが悪くなってしまった要因によって異なり、テープの貼り付きやテープ切れ、カビなどに対処することが可能です。

例えば、テープの貼り付きには貼り付いた部分をカットし、前後をつなぎ合わせるという方法があり、カビにはテープを巻き取りつつ取り除くという方法があります。カビの発生量が多い場合は、テープを一度すべて引き出してから吹き上げることで復活します。なお、画像ノイズに繋がる磁気低下ですが、こちらは磁気信号自体が消失してしまっているため復活させることができません。

ビデオテープを出来るだけ長期間保管するポイント

立てて保存する

ビデオテープは立てた状態で保存すると持ちします。一方で、横積は変形する危険性があるため好ましくありません。できれば1本ずつケースに入れておくと、より美しい状態で保管できるでしょう。

巻き戻して保存する

ビデオテープは、視聴を終えたらしっかり巻き戻しましょう。そうすることでテープがたるむのを防げます。テープがたるんだままデッキを利用するとデッキが壊れたりテープが切れたりします。そのような事態を防ぐためにも、巻き戻して保存することが大切です。

密閉する

ビデオテープを密閉するのも、ビデオテープを長期間保管するポイントの一つです。ビ密閉しておくとカビが繁殖しにくくなるので、テープを良好な状態に保てます。乾燥剤も袋に入れておくと、より効果が高まるでしょう。

定期的に再生する

定期的にビデオテープを再生してあげると、メンテナンスになります。長期間再生することなくビデオテープを放置していると、テープがくっついたり、緩んだりします。再生できなくなっていないかチェックする意味も含めて、定期的にビデオテープを再生しましょう。

寿命を迎える前にダビングサービスを利用するのがおすすめ!

DVDはビデオテープよりも耐久性に優れており、長期間の保管に向いています。ビデオテープは劣化しやすく、メンテナンスに手間もかかるので、大切なデータはダビングしておくのが賢明です。ただし、ビデオテープが劣化してからだと再生できないためダビングができません。できるだけビデオテープが寿命を迎える前にダビングサービスを利用するよう、心掛けましょう。

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