大量の映像を一度にダビングサービスを依頼したいと思うケースもあるでしょう。しかし大量に依頼するからこそ、押さえておきたい注意点も。このページでは大量依頼の際の注意点について分かりやすく解説するので、是非チェックしてください。
ダビングサービスは基本的にテープの本数や分数単位で料金が設定されており、またテープトラブルなどが発生した場合に追加料金などがかかってしまいます。そのため大量にダビングを依頼すれば、コストが高くなってしまうケースもあるでしょう。業者によっては想定以上の高額になることもあるので注意が必要です。
業者によっては事前に見積もりを提出しており、大まかなコストをチェックできるでしょう。まずは複数の会社に見積もりを依頼し、追加料金がどの程度かかるのかなど確認しておくことが大切になってきます。
ダビングサービスを利用すれば、一般的に数週間程度の納期がかかるでしょう。そのため急ぎの依頼には対応できないこともあります。とくに大量のダビングサービスを依頼すれば、数か月程度を要するケースもあるので注意が必要です。もし受け取りたい日程が決まっているのであれば、あらかじめ対応できるか納期を確認しておきましょう。また余裕を持って依頼することも大切です。
ただダビングするだけでなく、修正オプションなど追加料金が発生することもあるので注意が必要です。どのようなオプションがあるのか、事前にチェックしておきましょう。
テープを長期間にわたって、箱・押し入れなど風通しの悪いスペースに保管しているケースもあるでしょう。そうなればテープの磁気部分などにカビが生えるようなトラブルが起きることも。こういったカビはスグに分かることもあれば、中を見なければ分からないこともあります。カビが生えていれば、映像がスムーズに再生できない、目詰まりを起こすといった可能性もあるでしょう。そのためカビが付着している場合はクリーニングを施し、綺麗にしてからダビングを行ってくれます。
テープの場合、伸び切っているケースや切れてしまっているケースもあります。その場合にはテープの修理や接合を行わなければ、ダビングを行うことが出来ません。修理や接合を行ってくれるサービスですが、接合した部分は映像が途切れてしまうので注意が必要です。
カビや汚れ、湿気などによって、テープがくっついてしまうこともあるでしょう。そう言ったケースの場合、癒着を外し、テープの修復を行います。
ビデオテープの収録分数によっては、1枚のDVDでは収まらないケースもあります。そう言った場合には複数枚のDVDへ分割して仕上げてくれるサービスも。
アナログメディアの映像方式には、各国で様々なタイプがあります。日本の場合はNTSC方式を採用しており、アメリカや韓国、台湾などで用いられている方式です。世界各国ではNTSC方式以外にもPAL方式・SECAM方式などがあり、これらの方式だと日本国内で再生することはできません。多様な方式にも採用しているサービスを活用することで、海外のビデオテープでも、綺麗にDVDに残すことができるでしょう。
ダビングサービスを行っている会社によって、料金設定は様々です。中にはクリーニングや補修などのサービスが含まれたコミコミプランを用意している会社もあるでしょう。コミコミプランであれば、追加料金も発生しにくくなるなどのメリットも。まずは自分の状況に応じて適したお店・プランを選定することが大切です。事前に見積もりを取る、納期を確認するなどの対策を講じ、あとで想定以上の費用が発生する、予定より納期の日数がかかることがないようにしてください。事前に確認しておくことで、自分に合ったサービスが受けられるでしょう。
対応メディア | DVD・CD | BD | データ |
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VHS | 598円/本 | 1,257円/本 | 598円~/本 |
miniDV | 598円/本 | 1,257円/本 | 598円~/本 |
対応メディア | DVD | BD | データ |
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VHS | 1,650円/本(60分) | ー | ー |
miniDV | 1,650円/本(60分) | ー | ー |
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