ビデオテープのダビングは、大切な思い出を長く保存するための1つの方法です。
「いつかはやりたい」とは思いつつ、どれぐらい時間がかかるか分からない、手間がかかりそうで、なかなか手を付けられていない…という方も多いのでしょうか。
こちらではビデオテープのダビングにかかる時間、その時間を短縮する方法はあるのか、ダビング業者に依頼するメリットについて紹介します。
ビデオテープからDVDへのダビングは、ビデオテープを再生し、その内容をパソコンに取り込んでDVDに書き出す、というプロセスを経ます。この作業には、ビデオテープの再生時間とほぼ同じ時間が必要です。
たとえば、90分のビデオテープをダビングする場合は90分、120分のビデオテープをダビングする場合は120分かかります。さらに、DVDへの書き出し作業の時間もあるため、作業全体ではもう少し長い時間を見積もる必要があります。
つまり、ビデオテープの内容が長ければ長いほど、ダビングには多くの時間が必要になるわけです。
ビデオテープのダビングには、そのビデオテープの再生時間とほぼ同じだけの時間がかかります。では、ビデオテープに記録されている内容の長さを調べるには、どうしたら良いでしょうか。
ビデオテープにどれくらいの録画がされているかは、再生可能なビデオデッキがあれば確認できます。ビデオデッキにはカウンター表示機能があり、この機能を使えばビデオを最初から最後まで等倍再生しなくても録画時間を調べられます。
具体的な手順は下記ページで紹介しています。
前述のとおり、ダビングは時間のかかる作業です。120分のビデオテープを10本ダビングする場合、20時間もかかります。「思ったより時間がかかる」「裏技のようなものはないのか」と考える人もいるでしょう。
基本的に、再生時間よりも短い時間でダビングを行うことはできません。専門のダビング業者でも同様です。
現実的ではありませんが、PCや再生可能なビデオデッキなどダビングに必要な機材を複数用意できれば、2本以上のダビングを同時に行えるため、所要時間は短くなります。ダビングを2本同時に行える作業環境があれば、上記のケースの場合、理論上の作業時間は10時間になります。
とは言っても、再生可能なビデオデッキを複数持っている方は多くないでしょう。イチから機材を揃えるのは費用がかかるため、個人で行うのは、やはり現実的ではありません。
録画時間が長い、またはテープの数が多い場合、ダビングには多くの時間を要します。また、そもそも再生可能なビデオデッキがないという方も多いでしょう。そんなときは専門業者にダビングを依頼するのがおすすめです。お金はかかりますが、ダビングにかかる手間はグッと減らすことができます。
ダビング業者に依頼する場合、60分(120分)を超えたら追加料金が発生するなど、ビデオテープの時間に応じて料金が変動するのが一般的です。録画時間が思いのほか長く、見積もりを大きく超えてしまう…なんてことも起こりえます。
ただ、なかにはビデオテープ1本あたりの料金が決まっている『定額制』のサービスを提供しているところもあります。
このような定額制の業者を利用すれば、事前にビデオテープの内容の長さを確認する必要がありません。ビデオデッキがなく、録画されている時間が分からない場合でも、安心して利用できます。
ビデオテープのダビングは、思い出を未来に繋ぐ大切な作業です。時間や手間がかかる作業ではありますが、適切な方法やサービスを選択することで、スムーズに作業を進めることができるでしょう。
対応メディア | DVD・CD | BD | データ |
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VHS | 898円/本 | 1,557円/本 | 898円~/本 |
miniDV | 898円/本 | 1,557円/本 | 898円~/本 |
対応メディア | DVD | BD | データ |
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VHS | 1,650円/本(60分) | ー | ー |
miniDV | 1,650円/本(60分) | ー | ー |
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